自作PCのマザーボード選びで迷わない!ATX・MicroATX・Mini-ITXの違いを徹底比較

自作PC
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自作PCを組む上で、CPUやグラフィックボードと同じくらい重要なパーツがマザーボードです。マザーボードは、PCの各パーツを繋ぎ、連携させる土台となる役割を担っています。

しかし、マザーボードには様々な規格があり、「ATX」「MicroATX」「Mini-ITX」といった言葉を聞いたことがあるものの、それぞれの違いがよく分からないという方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、自作PC初心者の方でも分かりやすいように、ATX、MicroATX、Mini-ITXの3つの主要なマザーボード規格について、サイズ、拡張性、用途などの違いを徹底的に解説します。それぞれのメリット・デメリットを理解することで、あなたの理想のPCに最適なマザーボードを選ぶことができるようになるでしょう。

マザーボードの規格とは?

マザーボードの規格とは、そのサイズや形状、そしてケースへの取り付け穴の位置などを定めたものです。規格が異なると、対応するPCケースや、搭載できる拡張カードの数などが変わってきます。

現在、自作PC市場で主流となっているのが、これから解説するATX、MicroATX、Mini-ITXの3つの規格です。

主要3規格を徹底比較:ATX、MicroATX、Mini-ITX

それでは、それぞれの規格について詳しく見ていきましょう。

ATX (Advanced Technology Extended)

ATXは、最も一般的なマザーボードの規格であり、最も大きいサイズをしています。

サイズ: 約305mm x 244mm

特徴:

  • 高い拡張性: PCI Expressスロットやメモリスロットの数が多く、グラフィックボードやサウンドカード、キャプチャーボードなど、多くの拡張カードを搭載できます。
  • 豊富なインターフェース: 背面パネルのUSBポートやSATAポートなども比較的多く搭載されています。
  • 冷却性: サイズが大きい分、パーツ間のスペースに余裕があり、エアフローを確保しやすいため、高発熱なパーツを使用する場合でも比較的冷却しやすいです。

メリット:

  • 多くの拡張カードを搭載できるため、将来的な機能拡張に対応しやすい。
  • 高性能なパーツを複数搭載するハイエンドPCやゲーミングPCの構築に向いている。
  • パーツレイアウトに余裕があり、配線がしやすい。

デメリット:

  • サイズが大きいため、設置できるPCケースが限られる。
  • MicroATXやMini-ITXに比べて価格が高くなる傾向がある。

こんな人におすすめ:

  • 高性能なグラフィックボードを複数枚搭載したい
  • 多くの拡張カードを利用したい
  • 将来的に様々な機能を追加したい
  • 本格的なゲーミングPCを組みたい

MicroATX

MicroATXは、ATXよりも一回り小さい規格です。

サイズ: 最大244mm x 244mm

特徴:

  • ATXとMini-ITXの中間的な存在: 拡張性はATXに劣るものの、Mini-ITXよりは高く、コンパクトさと拡張性のバランスが取れています。
  • 幅広いケースに対応: ATX対応のケースだけでなく、MicroATX専用のコンパクトなケースにも搭載できます。
  • コストパフォーマンス: ATXに比べて一般的に価格が抑えられています。

メリット:

  • ATXよりも小型なPCを組める。
  • ATXよりも安価な製品が多い。
  • ある程度の拡張性を維持しつつ、コンパクトさを求める場合に最適。

デメリット:

  • ATXに比べてPCI Expressスロットやメモリスロットの数が少ない。
  • ハイエンドな構成にすると、パーツ間のスペースがやや狭くなる場合がある。

こんな人におすすめ:

  • ATXほどの拡張性は必要ないが、Mini-ITXよりは拡張性を重視したい
  • 比較的小さめのPCを組みたい
  • コストパフォーマンスを重視したい

Mini-ITX

Mini-ITXは、最も小さいマザーボードの規格です。

サイズ: 170mm x 170mm

特徴:

  • 非常にコンパクト: 省スペースPCの構築に最適です。
  • 低消費電力: 小型であるため、一般的に低消費電力なCPUとの組み合わせが推奨されます。
  • シンプルな構成: 拡張スロットの数は限られており、シンプルな構成のPCに向いています。

メリット:

  • 非常に小型なPCを組める。
  • 省スペース性に優れているため、リビングなどにも設置しやすい。
  • 消費電力が低い構成にしやすい。

デメリット:

  • 拡張性が低い(PCI Expressスロットは通常1つ)。
  • メモリスロットの数も少ない場合がある。
  • 高性能なパーツを搭載すると、冷却が課題になることがある。

こんな人におすすめ:

  • とにかく小型なPCを組みたい
  • リビングPCやメディアセンターPCを構築したい
  • 省スペース性を最優先したい

このように、ATXが最も大きく、次いでMicroATX、そしてMini-ITXが最も小さいことが分かります。

選び方のポイント:あなたのPCに最適なのはどれ?

どのマザーボード規格を選ぶべきかは、あなたがどのようなPCを組みたいかによって大きく異なります。以下のポイントを考慮して、最適な規格を選びましょう。

  1. PCの用途:
    • 本格的なゲーミングPCやクリエイティブな作業: 拡張性の高いATXがおすすめです。
    • 一般的なゲームや日常使い: バランスの取れたMicroATXが適しています。
    • 省スペースPCやリビングPC: コンパクトなMini-ITXが最適です。
  2. 拡張性:
    • 将来的にグラフィックボードを追加したい、キャプチャーボードを搭載したいなど、多くの拡張カードを使用する予定がある場合は、ATXまたはMicroATXを選びましょう。Mini-ITXは拡張性が限られています。
  3. PCケースのサイズ:
    • マザーボードの規格によって、対応するPCケースのサイズが異なります。先に組みたいPCケースを決めてから、それに合うマザーボードを選ぶのも良い方法です。
  4. 予算:
    • 一般的に、ATX > MicroATX > Mini-ITX の順に価格が高くなる傾向があります。予算に合わせて規格を選ぶのも一つの考え方です。

まとめ

今回は、ATX、MicroATX、Mini-ITXの3つの主要なマザーボード規格について、サイズ、拡張性、用途の違いを解説しました。

  • ATX: 高い拡張性と冷却性。ハイエンドPCやゲーミングPC向け。
  • MicroATX: バランスの取れた拡張性とコンパクトさ。幅広い用途に対応。
  • Mini-ITX: 非常にコンパクト。省スペースPCやリビングPC向け。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、あなたの理想のPCの構成や用途に合わせて、最適なマザーボードを選んでください。マザーボード選びに迷ったら、まずは「どんなPCを組みたいか」を具体的にイメージすることから始めましょう。

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